学校関係者評価委員会のご報告 本文へジャンプ

令和5年度 若草幼稚園自己評価公表シート

 

評価分類 自己評価項目 現況 評価項目の取り組み状況等
@教育課程・指導 1 園の教育理念や方針を理解し、目指す幼児の姿を具体的にイメージできる。 A3人
B2人
2 幼稚園教育要領を理解し、具体的な事例を想起できる。 A1人
B4人
3 園の教育課程を理解し、それを基に保育の計画をたてている。 A2人 ・まだ不十分であると感じる。
B3人
4 長期の指導計画はマンネリ化しないよう、常に見直しを行い、短期の指導計画は幼児の実態に合わせて変更できる順応性のあるものにしている。 A2人
B3人
5 幼児の生活が豊かになるような行事を、実態に合わせて精選している。 A2人
B3人
6 教師の願いや意図をもち、幼児の発達や生活を見通して環境構成をしている。 A3人
B2人
A健康と安全への配慮 1 けがや事故には特に気をつけ、機会に応じて適切な配慮をしている。 A6人 ・幼児が落ちないように急ブレーキ、急ハンドルをしない。
C1人
2 健康な心と体を育てるための食育に取り組んでいる。 A6人 ・畑で育てた野菜をみんなでいただく。
B1人
・畑の野菜の植え付け・収穫を園児にもやってもらっている。
・食べるときの声がけを心がけている。
3 緊急事態発生時に教職員が役割を果たし、連携して行動が出来るよう訓練をし、共通理解が図られている。 A3人 ・タイヤがパンクした時も皆ですぐ協力して子ども達を送迎した。
B3人
4 幼稚園バスの送迎時の乗り降りには特に注意し、チェックリストなどを作成し、教職員全員で共通理解している。 A7人 ・新たにチェックリストを作り、二重でチェックしている。また点呼や最後の見回りも強化している。
B幼児のくみとりと理解 1 一人ひとりの幼児をよく観察し、言葉にならない思いやサインを受け止め、幼児同士のかかわりの中で、その姿の内にある心の動きについても推察するようにしている。 A4人
B2人
2 幼児の気持ちに共感しながら一緒に遊んでいる。 A5人
B1人
3 「先生のようにやってみたい」と幼児が思うようなモデルとしての姿を心がけている。 A3人 ・日頃から挨拶やマナーを大切にしている。
B3人
・普段の何気ない行動等も手本になれるようにしている。
4 幼児同士のトラブルに対し、適切な対応をしている。 A2人 ・すべてが適切な対応かは分からない部分もあるが、お互いが納得できるように努めている。
B4人
5 幼児の年齢や発達に応じたかかわり方をしている。 A5人
B1人
C教師としての資質・能力・良識・適性 1 保護者に対し、幼児や保育のことを分かりやすく伝え、信頼関係を構築することに努めている。 A6人
2 幼児や保護者の対応には、公平さを欠かさないようにする。 A5人B1人
3 園の教材等は節約して使い、後で使う人が使いやすいようにする。 A6人
4 職務上、知りえたプライバシーに関する情報などの秘密を守っている。 A6人
5 クラス内はもちろん、園内外の清掃や整理整頓をしている。 A6人
6 教職員全員でひとつのチームワークであることが意識している。 A6人
7 他の意見を素直な気持ちで聞き、また自分の意見を述べることができる。 A5人B1人
8 当番や役割による仕事は確実に行っている。 A4人B2人 ・お互いに助け合って仕事をしている。
9 自然に対する感性をもち、命の尊さを感じている。 A5人B1人
D保護者への対応 1 保育参観や懇談会、面談等を開き、子供や保育、家庭での様子について共通理解を得るように努める。 A4人B1人 ・保育参観等の機会の中で、努めている。
2 園だより、クラスだよりで園の教育について情報を提供している。 A4人B1人
3 自分の考えをきちんと話すと共に、保護者の話を心を開いて聞く。 A4人B1人
4 園のすべての保護者に対し、挨拶や会話を心がけている。 A6人
5 クレームがあった場合は謙虚に話を聞き、園長・教頭に報告・連絡・相談をしている。 A6人
6 小学校生活に期待と喜びを持たせる機会を設け、小学校生活や学習につながる指導を行っている。 A4人 ・年長組や園で行っている。
B1人 ・学習遊びや小学校見学が子ども達の小学校への期待につながると思う。
7 他の意見を素直な気持ちで聞き、また自分の意見を述べることができる。 A4人
B1人
8 当番や役割による仕事は確実に行っている。 A6人
9 自然に対する感性をもち、命の尊さを感じている。 A4人
B1人
E地域との関わり 1 地域の自然や機関を指導計画の中で位置づけて活用している。 B4人C1人 ・自然を生かした指導計画の作成を行っている。
2 小学校生活に期待と憧れを持たせる機会を設け、小学校生活や学習につながるようにしている。 A4人B2人 ・小学校生活で必要な身の回りのことが自分で出来るようにしている。
・園全体で就学に向けて大事なことを日々の保育の中で行っている。
3 子育て支援活動は、地域や保護者の実情や要望に応えられるような工夫をして行っている。 A4人B1人 ・園としては行っている。個人としてはクラス担任もあり、そういった活動に参加出来ていない。
F特別支援教育 1 特別に支援が必要な幼児には、個別の指導計画などを作成し、必要に応じて専門機関との連携をとっている。 A4人B2人 ・クラスにはいなくても、園全体で連携をとっている。
・職員間で当該児について共通理解をし、必要に応じて専門機関の紹介をするようにしている。
2 特別に支援が必要な幼児を取り巻く大人たちの相互理解を深め、個性の違いを認め、お互いに尊重できる子どもの人権教育に配慮している。 A6人
3 特別に支援が必要な幼児の就学相談を保護者や専門機関と行い、小学校に適切な申し送りを行っている。 A5人 ・これから行っていくべきことと考えている。様々なやり方を学んでいきたい。
G研修 1 研修会には自己課題を持って参加して、学習している。 A5人
2 自分の保育について、反省と次につなげていこうとする計画を持っている。 A3人 ・勤務時間外であるため参加はなかなか難しいが報告書を読んだり参加した先生に質問したりなど理解するように努めている。
B2人
3 他園の見学をしたり、公開保育を見たり、また行ってみたいと思う。 A4人B1人 ・他園の保育を見ることにより、参考にして当園の保育にもとりいれるべきところは取り入れていきたいと思う。
4 園内で幼児理解を深めるため、話し合いを行っている。 A5人B1人 ・報告や相談、その日の出来事を話し合い、共有している。
☆ 総合的な評価結果
結果 理 由
  B5人 A2人 ☆ 個々の評価分類については、概ね「達成できている」が多かったが、全体を通して見た時には自分なりの課題を見つけたこともあり、総合の評価結果はBと考えた先生が多かった。
・園の教育方針や教育課程の理解に努め、保育を考えているが、幼児一人ひとりに十分に適切な配慮が行き届いているか判断しかねる。
・教育課程・指導の項目で現況、不足している点が多く、改めて努めることが多いと感じた。
・全体的にできているところと不十分であると感じるところもある。
・先回りして仕事ができるともっと良いと思う。
・改めて振り返ると意識できていないところがあった。そこについて今後意識していきたい。
☆ 今後取り組むべき課題(次年度の目標や計画)
・1年の流れを再確認し、できる仕事(事務)を増やす。
・各行事の進行や取り組み方を同じ学年であってもその年の子どもたちの様子に応じた配慮をしながら計画できるようにしていく。
・小学校との連携など未経験なので、これから行っていくうえでの学びを課題としたい。
・園児が少しでも増えるよう、幼稚園の宣伝に努めたい。
課 題 次年度の目標や計画
・幼稚園の仕組みの理解をもっと広げることで、書類等の作成をスムーズにする。 ・課題を元に知識をさらに十分に身につけその知識を子ども一人ひとりにあう教育をする。
・枝豆が高温と雨不足で実が入らなかった。
・園の教育理念や方針、教育課程を十分に理解したうえで子どもたちの発達や生活に合う教育をする。 ・SNSを通して若草幼稚園を知ってもらう⇒園児を増やす。
・研修の際は受け身になるのではなく、テーマに沿ったもので自分なりに理解を深めたい事柄を挙げたい。 ・時々ホースで水やりをする。
・一人ひとりの園児に(少人数の利点でもあるため)十分な配慮・対応ができるように細かい部分での気配りができるように目標と計画をたてていきたい。
・今までの経験に頼りすぎず、様々なことを学ぶ姿勢を大切にする。



第2回 学校関係者評価委員会

 去る12月8日(金)学校関係者評価委員会が行われました。
学校関係者評価委員会は、園外部の地域の有識者・学校評議員・PTA会長さんから構成されています。

委員のご紹介
  三浦 勝治氏(町会長)
  高木 弘子氏(当園学校薬剤師・三大小健全育成委員)
  板垣 琴美氏(当園PTA会長)
  笹森 慎司氏(当園学校評議員・理事・元中学校教諭)

当日の内容
 昨年は子ども達の幼稚園での普段の生活をご覧いただきました。
 今年はおゆうぎ会をご覧いただき、感想やご意見をいただきました。
 尚、自己評価公表シート・保護者アンケートについては後日お送りすることにいたしました。

園  長: 本日はお忙しい中当園のおゆうぎ会においでくだり、ほんとうにありがとうございました。皆様からご感想やご意見をいただいて、また来年に向けていきたいと思います。

三浦委員: 小さい子が舞台の上で堂々と歌ったり、ダンスをしているのをみて、感動して涙が出た。 どのクラスの子ども達もにこにこと嬉しそうに演じていてよかった。

高木委員: どれくらい前から練習しているのか?

園  長: 子ども達に負担がかからないように、一カ月くらい前から少しずつ練習に入った。各担任が子ども達の発達段階に合わせた合奏曲やダンス、オペレッタを考えて私に相談し決めた。

笹森委員: 子ども達の歌声がとてもいいと思う。ただ大きな声で、がなり声で歌うのではなくその曲調や歌の雰囲気を理解して歌っていると感心した。個人的には「虹」がとてもよかった。黙って聴いていると自然と涙が出そうになる。私の後ろに座っていた人は「この歌いいねえ」と泣いていた。

三浦委員: 「可愛くてごめん」もよかった。小さくても「女の子」らしいですね。

高木委員: とにかく楽しかった。この子ども達が来年どのように成長しているか、楽しみだ。

板垣委員: 保護者のみなさんも楽しみにしていた。私自身も子どもの成長を感じたし、とても楽しかった。先生方のダンスもとても楽しかった。

高木委員: 先ほど会長さんにもお話したが、駐車場が狭いと思う。バスや先生方の車を前の方に停めたりして駐車場を空けているが、保護者の皆さんの車を停めるには足りないと思う。

板垣委員: ユニバースに停めてきて下さる方もいるようだ。

高木委員: これから何か行事がある時、うちの空いている駐車場をお貸しするので事前に何台分必要か知らせてほしい。幼稚園の近くにあるので保護者の皆さんも助かると思う。

園  長: それは大変ありがたいお話だ。ぜひお願いしたいと思う。

笹森委員: 来年のおゆうぎ会で今年の子ども達の成長をまた見てみたい。と思うような会だった。

園  長: 皆様から貴重なご意見・ご感想をいただき、本当によかった。今回のことを先生方にも話して、また来年に向けていきたいと思う。

以上11時30分から12時30分まで話し合いが行われ、第2回学校関係者評価委員会を終了した。




令和4年度 若草幼稚園自己評価公表シート

 

評価分類 自己評価項目 現況 評価項目の取り組み状況等
@






1 園の教育理念や方針を理解し、目指す幼児の姿を具体的にイメージできる。 A3人B2人
2 幼稚園教育要領を理解し、具体的な事例を想起できる。 A3人B1人C1人
3 園の教育課程を理解し、それを基に保育の計画をたてている。 A2人
B3人
・まだ不十分であると感じる。
4 長期の指導計画はマンネリ化しないよう、常に見直しを行い、短期の指導計画は幼児の実態に合わせて変更できる順応性のあるものにしている。 A1人B3人C1人
5 幼児の生活が豊かになるような行事を、実態に合わせて精選している。 A2人B3人 ・園全体では行っているが、個人では行っていない。・考えが至らないことも多く、他の先生方から助言をもらうことも多い。
6 教師の願いや意図をもち、幼児の発達や生活を見通して環境構成をしている。 A3人B2人
A








1 けがや事故には特に気をつけ、機会に応じて適切な配慮をしている。 A5人B2人 ・急ブレーキ、急ハンドルをしない。
2 健康な心と体を育てるための食育に取り組んでいる。 A6人B1人 ・畑で育てた野菜をみんなでいただく。
3 緊急事態発生時に教職員が役割を果たし、連携して行動が出来るよう訓練をし、共通理解が図られている。 A3人B3人 ・タイヤがパンクした時も皆ですぐ協力して子ども達を送迎した。
4 幼稚園バスの送迎時の乗り降りには特に注意し、チェックリストなどを作成し、教職員全員で共通理解している。 A6人C1人 ・新たにチェックリストを作り、二重でチェックしている。また点呼や最後の見回りも強化している。
B









1 一人ひとりの幼児をよく観察し、言葉にならない思いやサインを受け止め、幼児同士のかかわりの中で、その姿の内にある心の動きについても推察するようにしている。 A4人B2人
2 幼児の気持ちに共感しながら一緒に遊んでいる。 A5人B1人
3 「先生のようにやってみたい」と幼児が思うようなモデルとしての姿を心がけている。 A2人B3人C1人 ・心がけていはいるが、実情として伴っていないと感じる。          ・日頃から挨拶やマナーを大切にしている。
4 幼児同士のトラブルに対し、適切な対応をしている。 A2人B4人 ・すべてが適切な対応かは分からない部分もあるが、お互いが納得できるように努めている。
5 幼児の年齢や発達に応じたかかわり方をしている。 A3人B3人
C















適性
1 保護者に対し、幼児や保育のことを分かりやすく伝え、信頼関係を構築することに努めている。 A3人B3人
2 幼児や保護者の対応には、公平さを欠かさないようにする。 A5人B1人
3 園の教材等は節約して使い、後で使う人が使いやすいようにする。 A6人
4 職務上、知りえたプライバシーに関する情報などの秘密を守っている。 A6人
5 クラス内はもちろん、園内外の清掃や整理整頓をしている。 A6人
6 教職員全員でひとつのチームワークであることが意識している。 A6人 教職員間の連携の取りやすさやお互いを尊重して就業していると感じる。
7 他の意見を素直な気持ちで聞き、また自分の意見を述べることができる。 A5人B1人 ・常時「子どもファースト」であると感じている。個人としての気づきもあり、素直に意見を受け入れることができる。
8 当番や役割による仕事は確実に行っている。 A4人B2人 ・お互いに助け合って仕事をしている。
9 自然に対する感性をもち、命の尊さを感じている。 A5人B1人
D






1 保育参観や懇談会、面談等を開き、子供や保育、家庭での様子について共通理解を得るように努める。 A4人B1人
2 園だより、クラスだよりで園の教育について情報を提供している。 A4人B1人
3 自分の考えをきちんと話すと共に、保護者の話を心を開いて聞く。 A4人B1人
4 園のすべての保護者に対し、挨拶や会話を心がけている。 A6人
5 クレームがあった場合は謙虚に話を聞き、園長・教頭に報告・連絡・相談をしている。 A6人
E






1 地域の自然や機関を指導計画の中で位置づけて活用している。 B4人C1人 ・自然を生かした指導計画の作成を行っている。
2 小学校生活に期待と憧れを持たせる機会を設け、小学校生活や学習につながるようにしている。 A4人B2人 ・小学校生活で必要な身の回りのことが自分で出来るようにしている。
・園全体で就学に向けて大事なことを日々の保育の中で行っている。
3 子育て支援活動は、地域や保護者の実情や要望に応えられるような工夫をして行っている。 B5人C1人 ・園としては行っている。個人としてはクラス担任もあり、そういった活動に参加出来ていない。
F





1 特別に支援が必要な幼児には、個別の指導計画などを作成し、必要に応じて専門機関との連携をとっている。 A4人B2人 ・対象児が通う療育センターを訪問したり情報交換を行い、且つ園全体で共通理解をし、成長の助長を図っている。
2 特別に支援が必要な幼児を取り巻く大人たちの相互理解を深め、個性の違いを認め、お互いに尊重できる子どもの人権教育に配慮している。 A6人
3 特別に支援が必要な幼児の就学相談を保護者や専門機関と行い、小学校に適切な申し送りを行っている。 A5人C1人 ・これから行っていくべきことと考えている。様々なやり方を学んでいきたい。
G

1 研修会には自己課題を持って参加して、学習している。 A3人B2人
2 自分の保育について、反省と次につなげていこうとする計画を持っている。 A3人B2人
3 他園の見学をしたり、公開保育を見たり、また行ってみたいと思う。 A4人B1人 ・他園の保育を見ることにより、参考にして当園の保育にもとりいれるべきところは取り入れていきたいと思う。
4 園内で幼児理解を深めるため、話し合いを行っている。 A5人B1人 ・報告や相談、その日の出来事を話し合い、共有している。


☆ 総合的な評価結果
結果 理 由
B 5人
A 2人
☆ 個々の評価分類については、概ね「達成できている」が多かったが、全体を通して見た時には自分なりの課題を見つけたこともあり、総合の評価結果はBと考えた先生が多かった。
・基本的な幼児理解を基に保育を行う中で、園の教育方針や理念を十分理解出来るように努めている過程である。今後も先生方との連携を図り、主体的に動くことができるようにしたい。
・園の教育方針を理解し、それに従って保育しようと努めている。
・全体的にできているところと不十分であると感じるところもある。
・資格がないので、子どもたちとのかかわりの中で、遠慮してしまうところがある。
☆ 今後取り組むべき課題(次年度の目標や計画)
・資格がない分もっと知識を深め、子どもたちともっとかかわっていく。
・園の理念や教育方針を基盤とし、子ども一人ひとりと余裕をもって向き合うこと。保育内容がマンネリ化しないように自分自身のスキルアップを課題としていきたい。
・小学校との連携など未経験なので、これから行っていくうえでの学びを課題としたい。


課 題 次年度の目標や計画
・ジャガイモを腐らせないようにする。
・補助だけでなく全体を見て保育の手助けになるようかかわっていく。
・知識を身につけつつ、その場や状況に応じた対応を臨機応変にすること。
・特別支援についての学びをもっと深める。
・水害に負けない高い畝を作る。
・支援の必要な子が生活面含めて習慣づけることができるようにかかわっていきたい。
・研修や日々の保育で状況に合った対応を学ぶ。適切な対応ができるようにする。
・発達段階に合った支援を行う。
・今までの経験に頼りすぎず、様々なことを学ぶ姿勢を大切にする。


第1回 学校関係者評価委員会

去る1月20日(金)、学校関係者評価委員会が行われました。
学校関係者評価委員会は、園外部の地域の有識者・学校評議員・PTA会長さんから構成されています。

委員のご紹介
  三浦 勝治氏(町会長)
  高木 弘子氏(当園学校薬剤師・三大小健全育成委員)
  大湯 琴美氏(当園PTA会長)
  笹森 慎司氏(当園学校評議員・元中学校教諭)


【当日の内容】

1、自己紹介・幼稚園の教育方針・取り組みについての説明

 ・ 各委員さんより自己紹介
 ・ 園長より
 幼稚園は人も他人も気持ちよく協力し合って社会生活を生きていくための根本的な部分を育てていくところです。今の時期に身についたことは決して忘れません。 特に大切にしていることは
@ 人との関わりを多く持つ。
 その中で嬉しい・楽しいだけではなく、悲しい・悔しい・つらいなど様々な感情体験を経験しそれを自分で乗り越えていくことがこれから小・中・高と成長していく中で大事だと思います。

A 話を聞くこと。
 話をきちんと聞いて、理解することがとても大事だと思います。話を聞くことは、これからの勉強などの基礎となることです。

B 挨拶・返事をする。挨拶や返事をすることは基本中の基本です。
 先生方がまずきちんと挨拶や返事をすることが子ども達の挨拶や返事につながっていくと思います。3〜5歳は耳が育つ大事な時期なので、先生方の言葉遣いは意識して語尾まで丁寧に話す、きれいな日本語を使うようにしています。また子ども達が自分の言葉で伝えることができるように、待つ。子どもの言葉を先取りしないように気を付けています。

C 基本的生活習慣
 食事時のマナー肘をつかない。おわんやごはんの位置。衣服の着脱、袖を持って脱ぐ、履物を揃えるなど。幼稚園のトイレは和式だが子ども達はそれでちゃんと用をたせている。水道も回す蛇口だが、どれくらいの力で出せば丁度よい量がでてくるのか自分で学ぶ。あまり便利すぎるのではなく、ほんの少し「不自由の生活」が子ども達にとって大切だと考えています。


2、幼稚園見学

 片付けの様子、素話を聞く子ども達の様子、トイレ
 年長児の「八人ダンス」
 各クラスの活動
  ふじ組(5歳児)…「アルバムの表紙を描く」
  もも組(4歳児)…「鬼のお面A」
            前日に作った鬼の顔に角や目や髪をつける。
  ばら組(3・満3歳児)…「鬼のついた豆入れ作り」


3、令和4年度自己評価・保護者アンケートについて

 先生方が自分の保育をよく見つめて評価している。 様々な保護者からの意見は幼稚園の先生達にとって、とても大切だ。その中で、どこまで保護者のニーズに応えていくのかも大事だと思う。


4、委員の皆さまからのご意見や感想

 三浦委員:子ども達の成長に合った活動を考えている。先生方の子どもたちへの関わりや対応がとても良いと思う。子ども達が安心して過ごしている。また小さい子どもが先生の話を一生懸命聞いている姿にびっくりした。すごい事だと思う。

 高木委員:今、小学校では学校ボランティアがスキーウェアの着替えを手伝っている。幼稚園では3歳児が自分で着脱していると聞いてびっくりした。やってもらうことが当たり前になっていることがおそろしいとさえ思う。自分のことは自分でするということを実践していて良いと思う。地域とのつながりがとても薄いと感じている。これをきっかけに町内と幼稚園が一緒にいろいろなことをできたら良いと思う。和式トイレで大丈夫か。また幼稚園の老朽化も少し気になった。

 園長:町会長さんにお願いをして、園だよりを町内の回覧板で回してもらっている。少しでも幼稚園のことを地域の皆様に知っていただきたいと思う。また行事等がある時は声をかけていただきたいと思う。少子化でなかなか修繕費の予算が取れないのが現実だ。少しずつ悪いところを直して使っている。トイレは和式・洋式どちらでも使えるようにしたいと思う。子どもは早く慣れて、今では3歳児でも平気で和式トイレを使っている。

 三浦委員:地域で何か・・という時に会場がなかなかないのが現実。幼稚園を貸していただくことが可能であれば大変助かる。

 園長:時間や日にちにもよるが、地域の催しに会場をお貸しすることは可能です。ぜひお話いただきたいと思う。

 大湯委員:父兄の立場からだが、トイレの件ではまだ和式しかないところもあるが、幼稚園で慣れているせいか、どこでもトイレが出来ることは本当にありがたいと思っている。幼稚園では「自分でできるような補助」をしてくれていると思う。また自分のクラス以外の子どもにもよく手も目もかけてくれていると思う。

 笹森委員:まず活動のひとつひとつに、きちんとした意図的な目的がみられた。「こういう力を育てたい」という考えのもとに指導していてそれが子ども達の活動に反映していたと思う。3歳児がきちんと座って話を聞くことができる、子ども達の話を聞く態度はすごいと思う。勉強の始まりは「聞くこと」聞けない子どもは伸びない。
 5歳児ではわからないことを、子ども達同士で相談する姿も見られた。学び合いが自然とできている。また遊ぶ時は別だが、大声で叫ぶ子がいない。先生方も少し低めの普通の声で話している。

 園長:ありがとうございました。外部の皆様からのご意見・ご感想は、私共がなかなか気づくことが出来ないこともあり、本当によかったです。もう少し園児が欲しいところです。皆様方のご協力をこれからもよろしくお願いいたします。
 尚、今回の学校関係者評価委員会で話し合われたことは、園だよりにて、保護者の皆様にお知らせするほか、園のホームページにても公表いたしますこと、ご了承ください。

以上、9時から11時30分まで公開保育や話し合いなど行われ、第1回学校関係者評価委員会を終了した。